地震、手話、停電

朝まで寝て、ご飯を食べて、昼まで寝た。寝過ぎて頭が痛い。まだ余震がたまにある。マグニチュード9.0に訂正され、原発をはじめ、どんどん被害の大きさが明らかになる。気になってテレビをつけると頭痛がひどくなる気がした。
しかし、今日は何と言っても記者会見に手話通訳が入ったのが良かった。記念すべき日だ。ツイッター上で手話を入れてほしいという声がかなり上がっていたのだが、それが届いたのだろうか。これを機に手話通訳の必要性が政府やメディアに認識してもらえたらいいと思う。
次の目標は、臨時ニュースの同時通訳かな。通訳士の確保も大変だから、ずっとは無理だとしても。手話ニュースのキャスターも兼業の人が多そうだし、本当は放送局専属の手話キャスターがいるといいんだろうけど。とりあえず、NHK手話ニュースの回数を増やしていたのはGJ。
あと、できれば通訳士もろう者かCODA(ろう者の子ども)のネイティブ・サイナーがやれるといいと思う。(追記:あるいは国リハなどで日本手話の訓練を受けている人)日本語ができる人は字幕放送を利用すればいいので(といってもテレビが字幕対応している必要があるが)、手話通訳はどちらかというと日本語が苦手な日本手話ネイティブのニーズが高いだろう。
今後の課題は人材の育成だな。でも今後こうやって同時通訳を入れるのが通例になっていけば、需要も増えるし目指す人も増えるだろう。待遇も合わせて、考えていく必要があると思う。
午後の官邸記者会見に手話通訳が入ったのを見届けた後、夕飯の買い物に出たついでにLEDライトとスリッパを買ってきた。ドンキホーテで、音の出るライトセイバーが籠に入って売られていて、懐中電灯を買いに来た人たちが「さすがにこれは…」と見下ろしていたのが面白かった。
夜、東京電力の会見。手話通訳をよしよしと見つつ、輪番停電の件。うちは23区内で対象外だったのでラッキー!と思うが、学校はばっちり停電する。教員は朝集合。えー。