短歌練習中
日曜日に友人宅へ遊びに行く途中、電車の中で短歌を携帯からツイートしてみた。単なる気まぐれだったんだけど、なんだか楽しくなってしまい、以来マイブーム。せっかくなのでここにも記録しておこう。
- 高架から冬の空気の向こう側雲を頂く富士山を見る
- 新しい靴をおろして履いた日は歩く道のり面倒じゃない
- 車窓から見える隣のホームにて凍えているひと友のように思う
- 読みかけの本に挟んだ人差し指 同じ場所のままで駅に着いた
- トミカにしか見えない立体駐車場 並ぶ車の白白赤黒
- 日曜の夕方六時の電車には帰る人もいる行く人もいる
- 君の名は…すれ違いたる恋人を見送るような夜のバス停
- 寒いから青色発光ダイオードきれいだけれど見ないようにする
- いかつりのごとくともした灯をならべ潜っていった夜の国道
- 朝食と秤にかけてあきらめた女30すっぴんでゆく
- 「清書ならケータイがラク」と言う生徒干支ひとまわり分の驚き
- 赤ペンのインクを全部使い切り換え芯入れるようなうれしさ
- 改札で初恋の人と逢ふやうに時間指定の配達を待つ
- 食べてくる なら先にそう言ってよね 西京漬けを焼かずにしまう
- スギ花粉 背中にブツブツ出る頃が結婚記念日ことし五年目