2010年の読書
2010年に読んだ本はちょうど目標の100冊。大晦日に無理やり帳尻を合わせたんだけど(←冊数を数えることの弊害だな・笑)。
読書ノートを見返すと、授業に役立てようという観点の読書が多かった感じ。小説もそれなりに読んだかな。kindle導入で漱石を読み直したりメルマガを消化できるようになったのは良かった。「本が好き!」で頂いた献本も7冊、定価にして9000円ほどになる。ありがたや。
2010年に読んだ本のおすすめベスト15。石原吉郎は詩のカテゴリーにすべきなんだろうけど、エッセイがとにかくいいのでノンフィクション枠に入れておきます。
【ノンフィクション】
- 石原吉郎詩文集(石原吉郎/講談社文芸文庫)
- 評伝 大村はま(苅谷夏子/小学館)
- 妻と最期の十日間(桃井和馬/集英社新書ノンフィクション)
- 源氏物語の時代(山本淳子/朝日新聞社出版)
- 生き地獄天国(雨宮処凛/ちくま文庫)
- 失敗学実践講座(畑村洋太郎/講談社文庫)
- 図書館に訊け!(井上真琴/ちくま新書)
- 教育問題はなぜまちがって語られるのか(広田照幸・伊藤茂樹/日本図書センター)
- わかったつもり(西林克彦/光文社新書)
【小説】
- 門(夏目漱石/青空文庫)
- 家族八景(筒井康隆/新潮文庫)
- 八月の路上に捨てる(伊藤たかみ/文春文庫)
- 沖で待つ(絲山秋子/文春文庫)
- グラスホッパー(伊坂幸太郎/角川文庫)
- 暗いところで待ち合わせ(乙一/幻冬舎文庫)
今年も目標はとりあえず100冊としておくが、あまり数にとらわれず、古典や洋書にもチャレンジしていきたい。