五里霧中から無我夢中

三年生のAO入試やら推薦入試やらの書類書きに付き合うために夏休み中もちょこちょこ出勤するわけだが、生徒の意識の高さによってこちらのやる気も変わってくる。
自分なりに問題を発見して学んでいこうという姿勢が見える生徒に対しては、こちらも全力で応援しなきゃという気になるので、いろいろ本を紹介したりアドバイスをして、それにまた応えてくれるとさらなる成長につながっていく。こういうやりとりは双方に充実感がある。
一方で「私は何がやりたいのか、何に興味があるのか、わかりません」という生徒も少なからずいて、打つ手に困ってしまう。はっきりいって志望理由書なんか書く段階じゃないのだ。三年生のこの時期までそーゆー状態で来てしまうのは、こちらにも責任があるわけで、一年生の段階から刺激を与え続けなくては、と思うのだけど。現にぼんやりと霧につつまれている人たちをどうつついていけばいいか、格闘の日々。
でもね、ちょっとしたきっかけで目覚める生徒もいて、そういう刺激を与えられた時は本当に嬉しい。
今日は一日家にいたので読んでいる洋書(教育系)の訳を進めるつもりだったのだけど、全然集中できなかった。眠くて眠くて。夜暑くて眠りが浅くなってるのかな。