授業見学→学校説明会

午前中は他校の授業見学へ。先々週見せて頂いたブックトークの授業、今日が発表だということで再びおじゃましてきた。中学三年生の男の子達が、自分の三冊をストーリーにのせて紹介していく。堂々と語る子もいれば緊張気味の子もいたが、総じて楽しそうに発表していた。テーマと三冊の選び方もなかなか上手で面白かったのだが、終わった後に司書教諭の先生と話していたところ結構コメントが厳しかったりして(生徒の普段の様子を知っているからとおっしゃっていたが)、やはり専門家の視点は違うのかなと感じた。実際、国語教諭と司書教諭は視点も関心も違うという話になり、当たり前のことかもしれないが、なるほど納得。
司書にとってブックトークは非常に奥の深い世界(だから生徒に「させる」というイメージはなかった)などという話も伺い、ぜひ一度ベテラン司書の名人芸を見てみたいものだと思った。この授業は楽しそうだからぜひやってみたいけれど、自分の中に「良いブックトーク」のイメージがないと、なかなかうまくはいかないだろうから。
午後は出勤して学校説明会で十分ほどしゃべった。後の質疑であまりうまく答えられずもやもやしたけど、伝えたいことは伝わったかな、と思っている。説明会などで学校の取り組みについて話すことは、目指すところがどこかを再確認する機会にもなるし、自分に対してもいいプレッシャーになるので、緊張して疲れるけれども好きな仕事である。