沖縄修学旅行1日目

羽田空港那覇空港

うちのクラスは遅刻魔だった私*1への試練なのか、遅刻・欠席・早退が他と比べて異常に多い。飛行機に乗り遅れるようなことがないか心配していたが、集合時間の8時ちょうどに最後の一人が揃った。奇跡だ!チケットとお弁当の配布もやたらスムーズにこなしてしまった。どうしちゃったの。

那覇空港に到着して、すぐにバスに乗り込む。ガイドさんが可愛くて嬉しい。最初の挨拶を方言でしてくれたが、聞いても全然わからない。これは面白い。若い人の方言使用ってどれぐらいのものなんだろうか。
そのまま知念の公民館へ移動。今日は沖縄文化体験ということで、エイサーとさとうきびの収穫を3クラスずつ二手に分かれて体験する予定。

エイサー体験

今日の講師は大山のぶ代に似ている元気なおばちゃま。パーランクーという小さな太鼓(サンバでいうとタンボリンみたいなやつ)を持って踊る。区切りごとに模範演技→全員でやってみる→補足説明→もう一回…という流れで教わり、1時間ほどで120人がちゃんと一曲踊れるようになった。教え方うまいなー。勉強になるわ。

もちろん私も一緒に踊りました。踊り足りないぐらいです。それにしても高校生が男子も女子も楽しそうに踊っておりました。素直じゃのー。

さとうきび収穫体験


バスで移動して、今度はサトウキビ畑へ。収穫時期は少し前だったそうだが、一部残してくれているところ*2をみんなで刈る。サトウキビってこんなに背が高いんだなぁ。竹の節のようになっているのをナタで短く切って、かぶりついてちゅーちゅー。甘い。
ひとしきり刈り取ったところで、またバスで5分ほど移動。サトウキビを搾る工場へ。ここで圧搾機にサトウキビを入れてジュースを搾ったり、試飲をしたりした。サトウキビジュースはほんのり青臭いけど甘くて美味しい。サトウキビ酢も試飲。

ホテルへ

本日は那覇泊。教員は全員一人部屋。気楽でいいけど、ちょっと寂しい。夜は恋バナとかしたいじゃん?
夕食時、なぜか男女のテーブルが分かれていたので、食糧の配分にアンバランスが。男子がもらいに行ったり女子があげに行ったりと交流が生じるのもまた微笑ましく。

ひめゆり講演会

夕食後、ひめゆり同窓会の方をお招きして平和講演会。当時の様子を話して頂く。相当のお歳のはずだが、しっかりしたお話ぶりだった。壕の中の暗闇、悪臭。沖縄戦において日付の持つ意味。「生き残ったのではない、残されたのだ。だから死んでいった人たちのためにも語り伝えなくちゃならない」という言葉は実感なのだと思う。
学徒隊の話を聞く時、いつも「引率」していた教師のことを考える。戦場に生徒を引率するとはどんな気持ちだろうか。
夜はミーティングと見回りの後、明日の平和学習に備えて就寝。

*1:中学の時、遠足に置いて行かれたことがある。

*2:写真では右奥のあたり。