自由に生きるとはどういうことか―戦後日本社会論

自由に生きるとはどういうことか―戦後日本社会論 (ちくま新書 689)自由に生きるとはどういうことか―戦後日本社会論 (ちくま新書 689)
橋本 努

筑摩書房 2007-11
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戦後の自由はまずエロスとして現れたというのが面白い。あしたのジョー尾崎豊、オウムとエヴァンゲリオン等々、各時代の「自由」のイメージを社会のあり方と関連づけて述べている。その性質上、「自由」の意味は時代時代で異なり、定義が一貫してあるわけではないのですっきりしないところもあるが、話の内容は面白かった。