明治の結婚・明治の離婚

明治の結婚 明治の離婚―家庭内ジェンダーの原点明治の結婚 明治の離婚―家庭内ジェンダーの原点
湯沢 雍彦

角川学芸出版 2005-12
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明治半ばまでの離婚率は現在の1.5倍、昭和40年代から見ると3倍もあった。人々が地域の慣習の中であっけらかんと自由に結婚と離婚を繰り返していたのだ。その離婚率が急降下するのは明治民法の施行から。豊富な事例でなんとなく抱いているイメージがいかに曖昧なものか気付かされる。
それにしても…個人の結婚・離婚に国家が介入する意味ってなんでしょね。私も届け出したけどさ。