若者殺しの時代
若者殺しの時代 堀井 憲一郎 講談社 2006-04 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
筆者は最後に戦後日本のシステムが早晩崩壊することを予言し、若者に「逃げろ」と忠告する。第一陣の逃亡者は「ニート」と名づけられ絡め取られて更生を迫られている。ではどうやって逃げたらよいのか? 筆者は「伝統文化を身に付けることしか今のところは思いつかない」と言うが、確かに「身体性を取り戻す」というのは重要なポイントになりそう。そう言っている人も結構いるしなあ。
2015年になったらもう一度読んでみたい本。