総務のお仕事、お通夜の受付

私は現任校での校務分掌が総務部なのだが、総務部の仕事というのはなかなか面白い。事務的な仕事や広報関係から、お通夜のお手伝いまで。こんなに「生徒と関係ない仕事」をする機会はなかなかないから気分転換になる、とは先輩先生の言。
今日はお母様が亡くなった先生がいらっしゃったので、お通夜のお手伝いへ。受付でお金の計算を担当する。こういう経験は初めてだったのでとても勉強になった。私は受付だったので喪服を着て行ったけど、お通夜は結構普通のスーツで行ってもいいんだなあ、とか。
一番の収穫はお香典の出し方がなんとなく分かったことですね。

  • 金額的には目下からは3000円、同輩からは5000円、目上からは5000円〜10000円ぐらいが相場っぽい。親しい人や身内だと20000円以上もあり。
  • 連名よりも一人からの方がちゃんとした感じがする。
  • 外袋・中袋とも金額がきっちり書いてあるととても助かる。
  • 香典返しは人数分ちゃんと受け取ってもらった方がよい。
  • 水引のちゃんとした不祝儀袋は開けるのも閉じるのも面倒。相当の金額ならともかく、数千円で袋が立派すぎると何だよーと思っちゃう。
  • ちゃんと袱紗から出す人もいれば、買ったままのビニールに入っている人などもいた。袱紗まで用意できなくてもビニールはいただけないなぁという印象。

などなど。
無意識に「ちゃんと」という言葉を多用してしまったけど、冠婚葬祭で「ちゃんと」出来るっていうのはやはりかっこいいなーと思うし、大人の条件のような気がします。次回こういう機会があったら、今までよりは上手に振る舞えるかな。縁起のいい話ではないけど。