女性労働と企業社会

女性労働と企業社会 (岩波新書)

女性労働と企業社会 (岩波新書)

日本女性の短い勤続・定型的または補助的な仕事・低賃金という「三位一体」の仕組みがどのように作られているか、データと聞き取りにより現状を分析し、打開策を模索する。女性は家事か仕事か両立かという選択を迫られることが多いが、そもそも「家事を担当する人が別にいることを前提にしたバリバリの働きぶり」を求めること自体に問題があるのだ、という。本当にその通りだよなぁ。みんな働き過ぎだよ。教員というのは結婚や出産を経ても就業を継続しやすい「恵まれた」職業ではあると思うけど、やっぱりこういう話は他人事ではない。いろいろ思うところはあるが、まとまらないのでいつか。