修了式

修士課程の学位授与式に出てきた。長い長い学生生活にもこれでようやくピリオド。
記念すべき日であった割に、紀要に載せてもらう論文原稿を今日渡すことになっていた(のに未完成だった)ため、全学の式典には出ず、袴もはかずガウンも着ず、通勤用のスーツでノートパソコンを抱え、ふらふらと研究室に行った。学内は親御さんと写真を撮る人々がたくさんいて、やる気の差を感じてしまう。
研究室で学位記をもらい、ひとしきり飲食した後、原稿の仕上げをして先生に渡す。校正もろくにしていないのでかなり心配だが、もう時間がないから仕方ない。ともかくこれで二年間(学部も入れれば四年間)縛られ続けた研究テーマから解放されることになった。ああ。
夕方から研究室の友人や助手さんたちと学校の近くで飲む。二次会でカラオケ。楽しかった。最後に「ありがとうさようなら」を歌ったら、切なくなってちょっと涙が出た。
これで一区切り。明日からは「教員」としての日常が始まる。がんばっていこう。