漢方薬に挑戦

アレルギー性鼻炎アトピー性皮膚炎は子どもの頃からのお付き合いなのだが、最近、朝晩のくしゃみ・鼻水と目のかゆみ・まぶたの腫れが気になる。何とかならないかしらと思っていたところ、先輩先生も良いとおっしゃるので、漢方薬にチャレンジすることにした。
家の近くに老舗の漢方薬局があるのを知り、さっそく相談へ。薬剤師は若いメガネ姉さん。「皮膚の表面がカサカサして寒い感じはありますか」「胃の音がごろごろ鳴ることはありますか」等々、今まで考えたことも意識したこともないようなことを聞かれるのが面白かった。アレルギーのことだけでなく、胃腸・便通・生理痛・疲れやすさなど、いろいろ聞いてもらい、処方へ。
小青龍湯というのをベースにいくつか混ぜたもの。年季の入った木の引き出しから乾燥した漢方薬を取り出して天秤で量るのが何ともかっこよい。588円×7日分を出してもらう。
「飲み方なんですが…」
と見せられた説明には、40分煮出してこしたものを3回に分けて飲めとある。…あまりの面倒くさそさに一瞬気が遠のく。しかも痛みやすいから一日分ずつ作って冷蔵庫で保存しなきゃいけないらしい。ううう、めんどくさいよう。しかしまあ、一週間はやってみよう。
ちなみに薬剤師さんによると私の状態は内臓に余分な水がたまっていて、花粉等の刺激でぽちゃんと水に石を投げ込んだみたいに撥ねて出てくる感じなんだそうだ。水分と糖分のとりすぎに注意するよう言われた。
夜、ステンレスのやかんで煮出す。40分で指示通り水は半量になった。飲むと苦すっぱ甘い。この独特のニオイと味が実は結構スキだったりする。体に良さそうだし。
一週間つづけられるかな。これでほんとに体質改善されたらいいなぁ。