短歌という爆弾

短歌という爆弾―今すぐ歌人になりたいあなたのために短歌という爆弾―今すぐ歌人になりたいあなたのために
穂村 弘

小学館 2000-03
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だいぶん前に友達が貸してくれた本、今頃になって読了*1。機が熟したというのか、以前は韻文にも創作にも興味が持てなかったのが、最近はちょっと面白いなと思うようになっていて、結果たいへん面白く一気に読んだ。穂村弘って面白い人ですねぇ。読んでいて面白かったのは、素人ながら「この歌は面白い」というのは何となくわかるのねーってこと。で、解説を読んでまた納得する。うーん、短歌を作ってみたくなってきたぞ。*2
今までは素人の作品になんか意味があるのだろーか?と懐疑的だったんだけど、たとえプロになれなくても、それを共有する人が数人でも(自分以外にいなくても)、言葉を使って何らかの世界を創り出すのは面白いことだなーと思うようになったんですねぇ。なんでか。考えてみればそういう(しょぼい)創作って、もともと結構スキかもしれなくて。授業で詩歌を読んだり書いたりするのも楽しいかもしれないと思うようになったりして。

*1:Nちゃんこれ見てたら超ごめん&ありがとう!

*2:そして私は何回「面白い」と書いているのか。語彙貧困じゃのー。でもまだまだ書くよ。