リトル・レッド

ぽこっとできた時間に一人で見てきました。同僚の先生がお子さんと見に行ったら面白かったとおっしゃるので。
森のレシピ泥棒に食べ物屋さんが荒らされて、赤ずきんちゃんとオオカミとおばあさんと木こりが取り調べを受ける。食い違う証言。真犯人は…というのが大体のあらすじ。藪の中みたいな話です。それぞれの視点から見ると、特にウソをついているわけでなくても、同じできごとを違うように見ている。それが簡潔な展開の中でわかるように、シナリオがよく組み立てられていて、大人も結構楽しめます。
CGアニメーションもぐりぐり動いていい感じ。吹き替えも、主役の上野樹里はちょっといただけませんでしたが(キャラの見た目で俳優を当てるのはどうかと思う)、ケンドー小林のカエル刑事が格好良かったです。彼、いい声してるのね。「トリプルG」の元ネタがわからなかった。