ベロニカは死ぬことにした

ベロニカは死ぬことにしたベロニカは死ぬことにした
パウロ コエーリョ Paulo Coelho 江口 研一

角川書店 2003-04
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平穏な日常、しかし同じことの繰り返しにうんざりしていたベロニカ。睡眠薬を大量に飲み自殺を図った彼女が目を覚ますと精神病院にいた。自殺未遂の後遺症で余命数日と告げられたベロニカの中で何かが変わり、彼女とその周囲の「患者」たちが生きる意味を見つけていく。「狂気」と「普通」の境目は何か、時計の回る方向やキーボードの配列に疑問を持つか持たないか、その程度のこと。ラストはちょっとうまくいきすぎの感もあるなぁ。ストレスは残らないけど。
ところで角川文庫のパウロ・コエーリョの本は表紙が良いですね。