舞台「cocoon」
マームとジプシーの舞台「cocoon」(東京芸術劇場)を観てきました。
公式ページ
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原作者が同級生ということで、中高の同級生と。出演女優のマネージャーも同級生だったり、別の女優さんが10年下の後輩だったり、なんか妙に母校のつながりがありました。
そのせいか?学校のシーンの雰囲気が母校すぎて面白かったです。セリフの感じが女子校っぽい。何なんだろうな。かつて自分がそこにいた、二度と戻ることのない時間と空間を感じて胸がいっぱいになりました。女優さんたちが同級生や先輩や後輩に見える。先生にももちろん共感するんだけど今日は生徒になってたな。
マームとジプシーの舞台は初めて観たんですが、セリフのリフレインが物語の破壊力を増幅していたと思います。かなり早い段階から泣いてしまって頭が痛くなった(´Д` ) キャラクターや場の存在感がリアルに立ち上がってきていて、原作の中に隠れていて私が受け止めきれていなかった台詞や構造を改めて拾い上げるような感覚もありました。
サトコの存在や退場の仕方、マユの扱いについては賛否両論あろうし実際難しかったと思います。ともあれサトコとサンの「涙も出なかったんだよね」「うんうんわかるよー」の掛け合いは素晴らしかったです。
買おうと思って買えていなかったユリイカの今日マチ子特集号が物販で売っていたので、買って「SATOKO」を待ち時間に読んでおけたのはよかった。
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帰りがけにこれも買ってしまった。
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